お母さんとお父さんが口をきいてくれません - herako’s diary

あの記事をこう読んだ人は、私以外にもいるのではないか。 私は、父親と母親がある時を境にパッタリと口をきかなくなった、その家族の中にいた子供である。 ことあるごとに何かしら小さな喧嘩を繰り返しては、それでもでこぼこと楽しくやってきていた家庭はあるとき唐突に終わりを迎えた。母は昔から気分の波が激しい人で子供に対しては過保護、父親はマイペースで拘りが強く子供に対しては放任主義の人であった。どこが合ったのか今となっては知りえないが、小さな頃はよく家族で旅行にも行った。父がくだらない冗談を言えば母がツッコミ、時に無茶をしそうになる父を母が止め、母が怒れば怒りすぎだよと父は笑ってとりなしてくれた。二人とも、しかし思ったことは素直に言う人間だった。 初めはいつもの喧嘩だと思った。 高校にあがってすぐの頃、両親は大きな喧嘩をした。らしい。 私はそこにはいなかった。と、思う。忘れてしまった。その喧嘩はいつも

[crode]

あの作品は創作ですが、たしかに「あの気持わかる」ということを的確にえぐり出しているんですよね。解決策を示してカタルシスを与える気もないあたり、取り扱い注意の創作物だと思います。ただ描写力は素晴らしい。

[ikanosuke]

両親の不仲はマルトリートメントという育児禁忌の一つ、ということはもっと知られるべき。夫婦・家庭運営のトラブルも、DVや虐待のようにもっとパンフレットや相談窓口を設け、解決への糸口を繋げて欲しい。

[casa1908]

やりきれない。自分は父親の立場だが、こうならない自信はあまりない。

[NAPORIN]

これをいうことが救いになるかわかりませんが、自分はあれエッセイではなく非常によくできた創作ではないかと思います。

[maturi]

　ZOO 乙一著 第3話、SO-far そ・ふぁー　を読んでほしい　映画版だと神木隆之介、鈴木杏樹、杉本哲太、

[privates]

お互いに。って題名に入れてくれよ。対象者があなただと思ったよ。日本語変だよ。

[REV]

「決定的なことがあったからだ。ある日ある時言われた一言で、私は父のことを信頼できなくなった。私の一番弱いところを的確にえぐるような言葉だった。」

[njamota]

「あと少しだけ言葉を交わしてほしかった…これは子供のわがまま」家族として同居しながら会話しないのは気持ちと行動が一致していない。その嘘の世界に子を抱え込むのは虐待。嫌だと思うのが普通でわがままではない

[usausamode]

あの漫画は色々な立場からの見方があるけど、子供はただただ被害者だよね。

[oriak]

最後の一文に心の底から同意。あの漫画についても、誰が悪いとかこうすればよかったとかあったけれど、家庭の問題を家庭の中だけに押し込めつつ外からは評価する雰囲気が嫌だった。

[kazuhix]

あともすこしだけでも会話して欲しかった→父と断交したというくだりが一貫性に欠けている。不在の誰かの悪口陰口を共有して共犯感でつながるのが会話というのなら、なにもしゃべらないほうが

[hanyA]

件の漫画は読んでてただただ不快だったので途中で読むの辞めて正解だったと思います。あれは読んじゃだめだし、広めたらだめ。

[Khvost]

うちの両親も、ケンカすらしないほど疎遠になり、父が折れ、やがて死に、それでもなお母は父の悪口を言っている。母にとっての困難や障害は、夫婦で乗り越えるものではなく、父から与えられるものだったらしい。