石川県警金沢西署は30日、金沢市の40歳代の男性会社員が、宝くじの当選番号を教えると持ちかけられ、情報料として約160万円をだまし取られたと発表した。 発表によると、男性は今年4月中旬、宝くじの当選番号を教えるというインターネットサイトを見つけ、会員登録したところ、サイト運営会社を名乗る男から電話があった。男から「当社は宝くじを運営する団体と裏でつながっていて、当選番号を知ることができる。当選番号を教えるには、情報料が必要」などと言われ、5月下旬までに6回にわたり、指定された銀行口座に約160万円を振り込んだが、教えられた当選番号が外れたため、だまされたことに気付いたという。