お金は多い方が良いとなったのはいつ頃か?・・・錯覚の社会 http://takedanet.com/2012/05/post_f35d.html 現代は「同じ仕事で給料が20万円と30万円のどちらにします?」と聞けば、100人が100人、30万円と答えるでしょう。 でもこのような習慣はここ300年ぐらいで定着したもので、その前は20万円を選んだ時代が長かったのです。 ヨーロッパではゲルマンの時代がそうで、「パンを食べられる範囲で良い。それ以上は面倒だ」と答えましたし、 江戸時代は「宵越しの金は持たない」のが良い人生とされていました。 お金(貨幣)がそれほどの意味を持たず、それより人生そのもの、時間そのもの、家族や友人が大切だった時代があったのです。 先日、ある若い人にこの話をしましたら、なかなか理解が難しいようでした。 少し話してみてわかったのですが、その人は「このような生活が幸福である」