右手に被災地支援のリストバンドを着けたレディー・ガガさん 米国の人気歌手レディー・ガガさんが東日本大震災の被災者支援のために販売したリストバンドの売り上げについて、「約束通りに全額が寄付されていない」として、米国の弁護士グループが28日までに、ガガさんや関係者に損害賠償を求める訴えを米ミシガン州の連邦地裁に起こした。 ロイター通信によると、弁護士らは、ガガさんらが送料を水増しするなどして一部を着服したと主張している。 白いゴムのリストバンドには「日本の為(ため)に祈りを。」などと書かれており、一つ5ドル(約400円)で販売されている。ガガさんはこの売り上げなどから、これまでに300万ドル(約2億4千万円)を寄付したと報じられている。