『たまこまーけっと』第2話が、さり気なくスゴイように思った。 最初は、この『ストップ!! ひばりくん!』みたいな子が、中性っぽくて良いなあ……ぐらいに思っていたんだけど、このみどりって子は、主人公のたまこのことが、好きなのね。だけど、ストーリー的には、バレンタインに乗じて商店街のCMをつくる群像劇がメイン。みどりの秘めたる恋は、傍系的葛藤というヤツです。ところが、傍系的葛藤がメインになっていく。裏技もいいとこでしょう、これ。 (OPで、たまこと目が合ってドキッとするカットは、こういう意味だったのか……。) 商店街のCM話がメインに見えて、みどりの恋が隠れて見えるのは、彼女が誰かに「好き」と言うでもなく、チョコレートを作るとか渡すとかいうアクションを、すべて別のキャラに振ってしまっているから。みどり本人は、何もしない。 「胸が苦しいのであろう」、「誰にも、名前のつけられない気持ちがある」、「
最近、映画館ではアニメしか見てない僕だが、本日は『ねらわれた学園』へ。 僕もPVを見て、「新海誠さんそっくりだなー」と思ったクチだけど、あの耽美的美術が好きな人なら、かなりハマれる。美術は、構図も立体的・ジオラマ的で、奥へいくほど白く飛ばしてあったり、かなり綺麗。 ほぼ全カットにわたり、何らかのレンズフレアが入っているのも、僕は好きだな。暗く沈んだところにも光源を置いて、キラッと光らせてみたり、星空が満艦飾だったり、うっとりしてしまう。 そうなると、背景が楽しみになって、キャラクターたちの膨大なモノローグ、唐突に始まる自分語りは、もはやBGMとして聞き流せる。 開幕ギリギリに買い物袋をかかえて入ってきた50歳ぐらいのオバサンが、始まって10分で出ていったんだけど、暇つぶしの目的で入場し、よく分からずに帰ってしまったんだろうな。 ようは、「深夜アニメ」の文脈コードを理解していないと、キャラク
「石黒昇監督を送る会」に、出席してきました。 僕を招待してくださったのは、片渕須直監督です。会場の写真を何枚か撮ったのですが、記念冊子の表紙を載せるにとどめます。 手元にある、日経BP社「メガゾーン23 マニューバ・ブック」の発行日は2007年4月9日である。 僕は、この本で初めて、石黒昇監督にインタビューした。ということは、たった、5年間のお付き合いだったわけだ。 「マニューバ・ブック」を出した後、新宿ロフトプラスワンでのトークイベント「メガゾーン23 リバイヴ!」を企画・司会し、石黒監督にも出演していただいた(他の出演者は柿沼秀樹さん、冨永みーなさん、本田保則さん)。 そのイベント以降、「スタジオに、遊びにおいで」と誘っていただくようになる。アートランドまでは歩いて行けるので、僕は「同人誌の取材です」「ファンを紹介します」など、いろいろな理由をつけては、アートランドに通いつづけた。 『
2199版ヤマトのオマケに付いてきた、ガミラス三段空母。 軽い気持ちで素組みしてみたが、こんなに難易度、高かったっけ? 接着位置などを「自分で微調整」する難しさは、まぎれもなく「模型を作っている」充実感そのもの。 メカコレ発売当時は小学生だったけど、むしろ小学生だからこそ、この難しさを楽しめたのかも知れない。 一日20話!というペースで『マクロス7』を見ている。『俺の艦長』執筆のため。 「誰にどう思われようと、俺の聞かせたい相手に、俺の歌をうたいたい」バサラの突き抜けた生き方に、心からしびれる。誰だって、こんな風にシンプルに、情熱的に他人とコミュニケーションしたいはず。 ミレーヌの、恥ずかしいほどベタベタな、砂糖菓子のようなルックスが好きだ。お互いに「バカ」と言い合える、恋愛にすら至らないバサラとの関係、愛らしい。 メカのアレンジ具合も、絶妙。ある部分はハードSF、ある部分は適度にアバウト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く