太陽光パネルで発電、蓄電ができるように改良された無線通信機器「ビーコン」を用いた、外国人向けのスマートフォン用観光ガイドアプリの実証実験が、東大寺(奈良市)で始まった。英・中・韓の3カ国語に対応。文化財の歴史や参拝の作法を動画で紹介する。実験は来年3月末までで、データを分析した上で、実用化につなげたい考えだ。 実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業。従来のビーコンは電池交換を必要とするものが多く、メンテナンスの負担が大きかった。だが、日立製作所は新たに、屋内照明でも蓄電できる太陽光パネルを使用したビーコンを開発。電池交換が不要となり、夜間でも作動するようになった。 新型ビーコンは東大寺の境内5カ所に22個を設置。スマホに専用アプリ「Nara Audio Guide」をダウンロードし、ビーコンの半径15メートル以内に近づくと、自動的に観光案内の動画が
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