頭の中で消えるお金 日常でもありそうな、こんなシーンを想像していただきたい。 ●Aさん、Bさん、Cさんの3人で1万円ずつ出して、同僚のDさんに結婚祝いのプレゼントすることにした。数式で書くと…、 1万円×3人=合計3万円 ●知り合いのEさんが某量販店で働いているので、新婚家庭にピッタリの電化製品を探してもらうことにした。 Eさんが預かったお金は3万円 ●Eさんが選んだのは「最新の炊飯器」。店頭では約3万円だけど、社員割引で2万5000円にしてもらった。 炊飯器の値段は2万5000円 ●Eさんは、Aさんたちに炊飯器とレシート、おつりの5000円を渡して、事情を説明。安く買えて喜んだAさん、Bさん、Cさんは、おつりの5000円は3人で分けにくいので、1人1000円ずつ返金してもらうことにして、重い炊飯器を会社まで運んでくれたEさんに残りの2000円をお礼として渡すことにした。 3万円(Eさんが