手頃な値段でいろいろなネタを楽しめる回転寿司。数々の人気ネタの中で、見た目も味もよく似ているのが「ブリ」「ハマチ」「カンパチ」だ。この3つの違いはおわかりだろうか? ■カンパチ・ブリ・ハマチの違いは? 先ほどあげた3つの魚のうち、「ブリ」と「ハマチ」は同じ魚。呼び方が変わる“出世魚”のひとつで、一般的には80センチ以上に成長したものを「ブリ」と呼んでいる。 それより小さいものは、関東では20センチ程度までのものを「ワカシ」、40センチ程度までのものを「イナダ」、60センチ程度までのものを「ワラサ」と呼ぶ。ただし、関東以外の一部地域では、40センチ程度までのものを「ハマチ」と呼んでいるのだ。 ところが、回転寿司屋などでよく見かける「ハマチ」は、実は成長過程の呼び方ではなく、「養殖」のブリを指すことがほとんどなのだそう。定番メニューの多くがブリではなくハマチなのも、理由としてうなずけるところだ