嬉しさしかないはずの求婚も、なにやら難しい問題をはらんでいるようだ。 武蔵は大阪に行くという。つまり、常子に大阪に行ってほしいということだろう。 どうする常子? おりしも、常子は、自分の生き方を考えざるをえない状況に追い込まれていた。 ひとつは、小橋家の問題。 美子(杉咲花)の常子に対する苛立がピークに。 美子の本心は、常子に父親代わりの自己犠牲でなくやりたいことをやってほしいと願っているのだと鞠子(相楽樹)が代弁する。 この出来事は、常子が本当はなにをしたいか考えるきっかけになったはず。 さらに、会社の問題。 不倫で退社に追い込まれた諸橋道子(野村麻純)に関して、責任はどちらか一方じゃなく双方にあるはずだと 早乙女(真野恵里菜)は山岸(田口浩正)にもの申す。よかった真野ちゃん、また、正論吐いてくれて。 「解せません」という言葉も古めかしくてすてき。 対して山岸は「女の本分は お国のために