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ブックマーク / nazology.net (5)

  • 乗り物酔いを引き起こす「脳細胞」を特定!画期的酔い止め薬に期待 - ナゾロジー

    自動車から船酔いまで乗り物酔いの不快な症状は昔から旅行者の大きな悩みの1つとなっていました。 現代では確かに酔い止め薬が存在しますが、これは必ずしも有効な薬でないことは乗り物酔いがひどい人ほど認識している事実でしょう。 実は乗り物酔いが発生する具体的な脳内の経路はよくわかっておらず、既存の酔い止め薬は疑わしい脳内の働きを抑制するという大雑把な効能に頼っていました。 しかし今回、スペインのバルセロナ自治大学(UAB)の研究者たちは、この古くからの疑問に対して、マウスを使用した実験を行い、驚くべき新しい発見をしました。 そこで明らかにされた乗り物酔いの神経メカニズムとは、そしてこの知見から乗り物酔いを治す薬の開発への扉は開かれるのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年10月17日に『PNAS』にて「前庭CCKシグナル伝達がマウスの乗り物酔いのような行動を引き起こす(Vestibular CC

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  • 心霊現象はもはや科学の領分か?「幽霊の声」が聞こえる状況の再現に成功 - ナゾロジー

    皆さんの中には「幽霊なんて見たことないし、信じてもいない」という方は多いはずです。 それでも怖いもの見たさで、幽霊の気配がどんなものか味わってみたいと思うことはありませんか? 実は「一人でいるはずなのに誰かが背後にいる感覚」は実験で作り出せることが証明されています。 さらに今回、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームは、この実験を改良して、存在しない人の声まで被験者に聞かせることに成功したのです。 この実験を行えば、誰でも「幽霊の声」が聞こえてしまう錯覚を体験できるかもしれません。 研究の詳細は、2023年10月2日付で心理学雑誌『Psychological Medicine』に掲載されています。 Ghost Illusion Created in the Lab https://neurosciencenews.com/neuroscience-tle-sensorimo

    心霊現象はもはや科学の領分か?「幽霊の声」が聞こえる状況の再現に成功 - ナゾロジー
  • 私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー

    私たちの目は常に膨大な量の視覚情報にさらされています。 脳にとって、これは容易な状況ではありません。 何百万もの色や形、光の加減や視点の変化により、視覚の世界は絶えず移り変わっているのですから。(走りながら撮ったカメラの映像を見てください) にもかかわらず、私たちはブレやノイズのない安定した世界を見ることができます。 これは何世紀にもわたって研究者たちを悩ませてきた視覚科学の問題でした。 そしてこのほど、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley・米)の研究で、視覚の安定性を説明する新たなメカニズムが発見されました。 それによると、私たちの脳は、過去15秒間に見たものを統合・平滑化して、整った一つの印象にまとめ上げているとのこと。 一体どういうことでしょうか。 研究の詳細は、2022年1月12日付で科学雑誌『Science Adv

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  • 宇宙は場所によって物理定数が異なることが判明! 宇宙人はいないの? - ナゾロジー

    これまで私たちは、「宇宙は全方位に向かって均質であり、宇宙のどこでも物理定数は不変」だと考えてきました。 ですが近年の度重なる天文学的な測定により、この宇宙を規定するはずの物理定数が、宇宙の異なる場所では違っていることを示唆する結果がもたらされています。 そこで研究者は決定的な結論を得るために、銀河の様々な地点に存在する、クエーサー(非常に活動的なブラックホール)から発せられる電磁波を観測し、宇宙各地の電磁気力の強さを決める定数(微細構造定数)を測定しました。 結果は驚くべきもので、宇宙の一方では電磁気力が強く、また逆の方向では電磁気力が弱くなっていたのです。 これは単に宇宙に方向性があるということだけを意味するものではありません。 電磁気力は原子核が電子を引き留める力です。これが宇宙の場所によって異なるということは、同じ水素や酸素であっても、宇宙の端(高電磁気区域)と端(低電磁気区域)で

    宇宙は場所によって物理定数が異なることが判明! 宇宙人はいないの? - ナゾロジー
  • インド人女性に移植された「男性の腕」が年々変化を遂げている - ナゾロジー

    インド人の女性シュリヤ・シッダナゴウダーさん(18)は、2016年に、バスの事故で肘から先の両腕を失いました。 その後、男性ドナーから両腕の移植手術を受けたのですが、男性の腕は小柄なシュリヤさんにはあまりに大きく、肌の色もずっと濃いものでした。 ところが、数年が経過した現在、移植された腕は不思議なことに、徐々に細く軽くなっていき、肌色も薄くなっているのです。 一体移植された腕に何が起こっているのでしょうか? 世界初の男女間移植シュリヤさんが移植手術を受けたのは、事故から約1年経った2017年のことです。 一般的に、四肢の移植手術はドナーを見つけるのが難しく、数ヶ月以上は待たなければなりません。 ドナーが見つかってからも、患者の健康状態や移植する四肢の神経状態のチェック、血液型のマッチングなどを経て、無事に移植できるかどうかが詳細に確かめられます。 それらのプロセスをすべてクリアした場合のみ

    インド人女性に移植された「男性の腕」が年々変化を遂げている - ナゾロジー
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