五輪終わったら「口パク」ダメ 中国、罰則付き規定案2008年11月13日23時7分印刷ソーシャルブックマーク 【北京=峯村健司】中国文化省は、コンサートや演劇の際に、舞台上の歌手や演奏者と別の人が歌ったり奏でたりすることを禁止する規定案を公表した。8月の北京五輪で9歳の少女の「天使の歌声」が「口パク」だったことが明らかになり、世界中を巻き込む論争となったが、政府が出した結論は罰則付きの厳しいものとなった。 規定では、あらかじめ録音した歌や演奏を本番の会場で利用する行為も「偽歌」「偽演奏」と定義。規定に違反した歌手や団体は名前を公表し、2年以内に再び違反した場合は、演奏会を開くのに必要な資格を取り上げる。30日まで市民の意見を募ったうえで最終決定する。 アサヒ・コムトップへニューストップへ