何年か前から正假名遣ひを使つてみ始めて後、ある時、萩野貞樹さんの「旧かなづかひで書く日本語」(幻冬舎新書)を読んで正假名遣ひを用ゐることの正当性を確信し、以来使へる場では使ふやうにしてゐる者です。 ネット上の書き込み、例へばmixiの日記とか、日記へのコメント、コミュニティへの書き込みなどはある意味個人的なものですから、自分の信念に従つて正假名遣ひで書くやうにしています。ただし、日記へのコメントでお一方だけ「自分は好まない。自分の日記にコメントする場合は現代假名遣ひでお願ひしたい」と言はれ、尊敬する人物であるためにたまにはコメントしたい日記もあり、その方の日記にコメントする時だけは現代假名遣ひでコメントしてゐます。 また、職場は教育関係なのですが、職場として保護者宛に出す文書・手紙の類に関しては現代假名遣ひを使用せざるを得ません。なぜなら直属の上司が正假名遣ひの正当性を理解してくれないから