Aiasさんから短篇の十選や二十選も良いのではないかという案を出していただいた。調子にのって短篇小説二十選を選んでみた。 以下、選考の基準。 一人の作家につき一作品。 客観的評価ではなく主観的評価で選んだ。 何らかの短篇集(『アイルランド短篇選』など)に載っているものを中心に選んだ。 安岡章太郎「海辺の光景」のように、短篇か中篇か区別がつきにくいものは除いた。 オコナー「善人はなかなかいない」 クリスティ「青いゼラニウム」 シュトルム「大学時代」 ジョイス「死者たち」 チェスタートン「青い十字架」 ドイル「シャーロック・ホームズ最後の事件」 フォークナー「エミリーに薔薇を」 プーシキン「駅長」 ヘミングウェイ「殺し屋」 ポー「モルグ街の殺人」 マラマッド「ユダヤ鳥」 トーマス・マン「小さなフリーデマン氏」 ムーア「塑像」 芥川龍之介「歯車」 江戸川乱歩「二銭銅貨」 遠藤周作「札の辻」 坂口