いささか旧聞に属するが、リコーは7月24日、「GR DIGITAL II」用の機能拡張ファームウェア第2弾を公開した。ここでは、第2弾における新機能をあらためて紹介する。 新ファームウェアのバージョン番号は2.10。前回の機能拡張ファームウェア(Ver.2.00)は、アップダウンダイヤルでの再生画像送りなど、純粋な機能追加の側面が強かった。しかし今回のVer.2.14での拡張機能は、7月4日発売の「GX200」が搭載している新機能の一部と重複する。 つまりリコーは両者の機能差をなるべくなくそうとしているわけで、GX200の新機能に魅力を覚えたGR DIGITAL IIユーザーにとっては魅力的な機能拡張といえる。 新ファームウェアで実現する機能は、大きくまとめて次の5つになる。 ホワイトバランス補正 再生モード時の詳細報表示 絞り自動シフト ノイズリダクション ISO感度表示 では、追加機能
2007年は、コンパクトデジタルカメラがオーバー1,200万画素に。写真は1,240万画素のサイバーショットDSC-W200 デジタルカメラの画素数競争はいったいいつまで続くのだろうか? 画素数が多ければ多いほど、写真を構成する点(ピクセル)の数が増えるので、(レンズの光学性能が伴っていれば)より多くの情報を記録することができ、被写体の細かい部分まで描写できるようになるし、ポスターサイズに伸ばしても高精細なプリントに仕上げられる。そんな大判出力ができるプリンタを持っていない場合でも、トリミング(デジタルズーム)できる余裕が出てくる。だから、画質的に失うものがなければ、画素数は多ければ多いほどイイ。 しかし残念ながら、撮像素子サイズを変えずに画素数を増やすと、画質的に得るものもあれば失うものもある。同じ面積の撮像素子により多くの画素を配置すれば、当然のことながら画素ひとつあたりの面積は狭くな
※画像をクリックすると3,000×2,000ピクセルの大きな画像を開きます。 このページに掲載された画像はすべて内原恭彦氏により加工された作品です。(編集部) 先日、ふと思い立って調布市にある神代植物公園( http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/jindai/annai/ )に写真を撮りに行った。家から自転車で小一時間ほどの距離にあり、年に何回か写真を撮りに出かけることがある。 ところが今の季節は園内にはほとんど見るべきものがない。早咲きの牡丹の鉢が展示されていることを除けば、あとは蝋梅(ロウバイ)が咲いているくらいで、園内には花も緑も乏しくわずかな入園客が寒そうに歩いているばかりである。植物園は季節によって盛りをむかえる植物が異なるのは当然で、たとえばもう少しすれば梅の花が咲き始めるだろう。現在はどのような植物のシーズンなのかを、事前にホーム
PowerShot Gシリーズといえば、まだたいていの人にとってデジタル一眼レフが高嶺の花だったころに登場して、デジタル一眼レフに負けないハイスペックで好評を博したハイエンドコンパクトデジカメだ。 ところがこのハイエンドコンパクトというジャンルは、デジタル一眼レフの低価格化に伴いすっかり廃れてしまい、マニュアル撮影のできるコンパクトデジカメですら珍しい状態になった。 しかし、キヤノンは2年ぶりに「PowerShot G7」としてGシリーズを復活させた。過去には、それまでマニュアルコンパクトだったのに、フルオートカメラとしてリニューアルされてしまった機種なんかもあるが、G7はきちんとマニュアル撮影可能なハイエンドコンパクトという位置づけはそのままにリニューアルされている。 Gシリーズの特徴だったバリアングル液晶モニター、F2スタートの大口径レンズという2大特徴がなくなってしまった点に関して大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く