ブックマーク / www.biken.osaka-u.ac.jp (1)

  • 研究活動の概要

    我々は、進化的に保存された病原体に対する防御機構である自然免疫について研究を行っている。自然免疫の誘導にはパターン認識受容体が重要な役割を果たす。パターン認識受容体は、細菌・真菌・原虫・ウイルスなど幅広い病原体を認識し、サイトカインやインターフェロンなどの炎症性因子の産生を誘導する。一方で、パターン認識受容体は環境汚染物質や自己代謝物質に誤って反応し、炎症性疾患の発症要因ともなる。つまり、自然免疫は我々の身を守る、また我々の身を傷つけるという正負両方の面を持っており、感染症や炎症性疾患など様々な疾患の発症に深く関わっている。この自然免疫に関する理解を深めるため、我々はパターン認識受容体を介した自然免疫応答の制御機構の解明と自然免疫担当細胞の新たな機能の探索を行っている。 1.微小管依存的なNLRP3インフラマソームの活性化 自然免疫に関わるパターン認識受容体であるNLRP3は、情報伝達因子

    KojiWakio
    KojiWakio 2013/05/24
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