コラボレーション開発を行う場合、あらかじめコーディング規約を定めておくことは大変重要です。開発者は個々にコーディング上のさまざまな癖を持っているものです。JavaDocコメントを小まめに書く人・書かない人、定数名を大文字にする人・大文字小文字を混在させる人、必要なクラスをパッケージごとインポートする人・クラス単位でインポートする人…それらの差異はアプリケーションの動作という意味では致命的なものではありませんが、コードの管理、可読性という観点からは統一しておくべきものでしょう。 例えば、JavaDocコメントとして想定した内容が記述されていない場合、期待した仕様書を得ることができません。定数や変数などの命名規則がバラバラであると、後から別な人間がコードを読もうとしたときの障害となります。 しかし、いかにあらかじめ「規約」を定めておいたとしても、これをすべて頭にたたき込むことは実際にはなかなか
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