ここでは jruby 1.1.6 に固有の特徴を説明する。 その目的は,君が jruby を Java のクラスを利用するための簡易な言語として使えるようにすることである。 8.1 文字エンコーディング jruby 1.1.6 は,ruby 1.8.6 と同じく文字を UTF-8/EUC-JP/SJIS 扱いするように指定できる。 無指定時は 1 バイトずつの列として扱う。 p /^あ*$/ === "ああ" を内容とするファイルを作成して実験してみよう。 これはマルチバイト文字「あ」を1文字の「あ」として認識しないと true にならない。 $ cat a.rb p /^あ*$/ === "ああ" $ nkf -w a.rb | jruby false $ nkf -w a.rb | jruby -Ku true $ nkf -e a.rb | jruby -Ke true $ nkf