録り貯めしていた劇場アニメ「羅小黒戦記」を観しました。 以下、多少のネタバレを含む感想となります。 素直に中国アニメやるじゃんって感じた作品。それは最初観たときにこのアニメ作品は「中国出資の日本制作アニメだろう…」と感じたほどに、 構図もバッチリ決まっていて作画レベルも高く演出も良い、という日本アニメと比べてもなんら遜色のない出来なのですよね。 基本的にはバトル・アクションでお話が展開する作品でゴリゴリ動く作画・アニメーション面では文句のつけようがなかったですよ。 で、お話面ですが「平成狸合戦ぽんぽこ」的な人間による環境・自然破壊に対抗する不思議な力を持った動物…精霊と人間の戦い、みたいな感じで物語が始まります。 が、物語序盤から人間との共存を図る穏健派の精霊達と人間に対し徹底抗戦する構えの過激派とのお話へシフトする事になります。 序盤のそのお話の構成や、過激派に拾われた主人公が実は最初か