最近、わが国では研究・開発分野の予算が削られていく方向にある。これは防衛装備品に限らず、あらゆるところで起きている傾向であり、また、こうした将来を見据えた取り組みが理解を得難いのは今に始まったことではない。 しかし、その時々に、誰も応援してくれない逆境の中にあっても、なんとしてもやり抜こうという熱意を持つ人が中心となり新しい物は作り上げられてきた。私たちはその一部の「頑固者」の恩恵を受けていると言っていいのかもしれない。 こうした類のことは身近にも反対する人が出てくるものだ。まして目先のことしか見えない「民意」など、その必要性を分かるはずもない。 そんな中でも意志を通す、変わり者と言われるような人が世の中には必要なのだ。そうでなければ文明は拓かれない。 そういう見方をすると、このところ日本で大きな“騒動”となっている航空機、沖縄の海兵隊に配備されようとしている「MV-22 オスプレイ」はす
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