最終回となる今回は、Megaというサービスを題材に、クライアントサイドでの暗号化とバイナリデータの扱いについて取り上げます。 Megauploadの閉鎖と復活 2012年1月19日、Megaの前身となるMegauploadが、FBIの強制捜査を受け閉鎖しました[1]。Megauploadはオンラインストレージサービスですが、閉鎖時には登録ユーザ数が1億8,000万人、アップロードされたファイルが合計25PB(ペタバイト)あったといいます。 Megauploadのようなオンラインストレージサービスを、「サイバーロッカー」と呼びます。同種のサービスには、おおむね次のような特徴があります。 大容量のファイルをアップロードすることが可能である 同時ダウンロード数や速度が制限されていて、有料会員登録することでダウンロード速度が速くなる ファイルをアップロードすることで報酬を得られるプログラムがあ
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