可視光線通信用トランシーバを組み込んだLED電球の試作品を掲げるBoston UniversityのThomas Little教授。 米国の3つの大学による研究開発プロジェクト「Smart Lighting ERC(Engineering Research Center)」が発足した。LED照明具に可視光線通信機能を組み込むことで、ブロードバンド対応の無線アクセス・ポイントとして利用するという構想を描く。このプロジェクトは10年間にわたって実施される計画で、米国立科学財団(NSF:National Science Foundation)が1850万米ドルの資金を提供する。 米Boston Universityや米Rensselaer Polytechnic Institute、米University of New Mexicoから30人以上の研究者が参加し、ワイヤレス機器とLED照明器