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ブックマーク / aiu5347.hatenablog.com (8)

  • 確認確証確信 - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日もの紹介です。 今回紹介する作品は 『注文の多い料理店』 です。 宮沢賢治の作品です。 宮沢賢治の作品は以前までで2作書いていて、今回で3作目となります。 さて今回は『注文の多い料理店』ということですが、教科書などで読んだ方も多いと思います。 感想の方でラストについて少し書いてしまいましたが、映画の宣伝でも同じようなことを言っているのでセーフです。 それに読んだ方も多いと思うので、ネタバレはなしです。 あらすじ 二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、白熊のような犬を二疋つれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いながら、あるいておりました。 「ぜんたい、ここらの山は怪しからんね。鳥も獣も一疋も居やがらん。なんでも構わないから、早くタンタアーンと、やって見たいもんだなあ。」 「鹿の黄いろな横

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    Kuzunoha-NE
    Kuzunoha-NE 2018/11/28
    教科書で読むとみんなで読んでるからか、そんなに怖くないけど、いざ一人で読んでみると…
  • 【特別編】『秒速5センチメートル』考察 - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日は特別編ということで、アニメの考察をしていきたいと思います。 今回考察していく作品は、「新海誠」監督の 『秒速5センチメートル』 です。 2007年に公開された作品ですね。 作品は短編3つにより構成されたアニメーション作品になります。 新海誠監督といえば、2016年に公開された『君の名は。』が話題になりましたね。 個人的な意見なのですが、この作品を見た後に君の名は。を見てほしいなと思います…… 前回同様に考察部分は閉じておきます。 あらすじ 「桜花抄」 互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引っ越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する。 「コスモナウト」 やがて貴樹も中学の半ばで東京から引っ越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生活を送っていた。同級生の花苗は

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  • またですか - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日もの紹介です。 今回紹介する作品は 『狐のつかい』 です。 不定期更新の新美南吉シリーズ第4弾です。 またまた狐が主役のお話です。 個人的に新美の作品は狐のお話が多い気がしますが、新美は狐が好きだったのでしょうか。 狐のつかい 山のなかに、猿や鹿や狼や狐などがいっしょにすんでおりました。 みんなはひとつのあんどんをもっていました。紙ではった四角な小さいあんどんでありました。 夜がくると、みんなはこのあんどんに灯をともしたのでありました。 あるひの夕方、みんなはあんどんの油がもうなくなっていることに気がつきました。 そこでだれかが、村の油屋まで油を買いにゆかねばなりません。さてだれがいったものでしょう。 みんなは村にゆくことがすきではありませんでした。村にはみんなのきらいな猟師と犬がいたからであります。 「それではわたしがいきましょう」 とそのときいったもの

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    Kuzunoha-NE
    Kuzunoha-NE 2018/09/05
    自分でつくった料理を味見しようとしたら全部食ってしまった、というのは偶に良く有る。
  • 紹介という名の新コーナー - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日もの紹介です。 今回紹介する作品は 『手袋を買いに』 です。 『ごん狐』で有名な新美南吉の作品です。 これから不定期に新美南吉の作品を紹介していこうと思います。 紹介だけですので、感想などは一言か二言くらいしか書かないつもりです。 作品を載せますので、どうぞおもいおもいに読んでみてください。 きっと何か感じるものがあると思います。 というわけで新美南吉シリーズ第1弾です。 この作品は新美南吉の死後に発刊されたものです。 一時期教科書に採用されていましたので、知っている人も多いのではないでしょうか。 掲載当時は『てぶくろをかいに』というタイトルでした。 子狐が人間の町に手袋を買いに行くというお話です。 手袋を買いに 寒い冬が北方から、狐の親子の棲んでいる森へもやって来ました。 或朝洞穴から子供の狐が出ようとしましたが、 「あっ」と叫んで眼を抑えながら母さん狐

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    Kuzunoha-NE 2018/08/22
    すごい好きな話
  • 色々な色 - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日もの紹介です。 今回紹介する作品は 『檸檬』 です。 梶井基次郎の代表的な作品ですね。 短編ながらも文学的名作と呼ばれております。 短編なのでネタバレもなにもないと思いますが、一応ネタバレありです。 お気をつけください。 あらすじ えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔(ふつかよい)があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。結果した肺尖(はいせん)カタルや神経衰弱がいけないのではない。また背を焼くような借金などがいけないのではない。いけないのはその不吉な塊だ。以前私を喜ばせたどんな美しい音楽も、どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。蓄音器を聴かせてもらいにわざわざ出かけて行っても、最初の二三小節で不意に立ち上がって

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    Kuzunoha-NE
    Kuzunoha-NE 2018/08/07
    流行った当時は丸善にレモンがあちらこちらに置かれていたとかいないとか。芥川のはちみつも読んでみますか。
  • シリーズラスト(多分) - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 日もの紹介です。 今回紹介する作品は 『或阿呆の一生』 です。 遂に記念すべき第10弾です。 この作品は芥川の死後に見つかった作品で、遺書的な作品といわれています。 第10弾をもって芥川作品の紹介に一区切りつけようと思っているため、最後というつながりでこの作品を第10弾にしようと考えていました。 もちろん芥川の作品はまだまだたくさんありますが、キリがいいのと、そろそろ他の作家のについても書こうかなと思っているので、とりあえずの一区切りです。 もしかしたら番外編とか称して書くかもしれないですけど…… この作品は断片的に話がすすんでいきます。 各断片にはそれぞれタイトルがついています。 その中の一つ、「八 火花」というタイトルの断片があるのですが、これは芥川賞を受賞したお笑い芸人の又吉直樹さんが書いた「火花」の名前の由来となっています。 また、「ニ十五 ストリ

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    Kuzunoha-NE
    Kuzunoha-NE 2018/06/29
    芥川の作品にこんなんあったんやな。知らなかった。
  • 『何者』考察 - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 今回は簡単にですが考察記事を書いていこうと思います。 考察する作品は、著者「朝井リョウ」さんの 『何者』 です。 2016年には映画が公開されましたね。 2017年には舞台化もされたようです。 今回は考察記事なので、PCで読む方で考察を読みたくないとう方の為に考察部分は閉じておきます。 それではあらすじから書いていきます。 あらすじ 就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。 ある日5人は理香の部屋を「就活対策部」として開くことにした。 しかしそれぞれが抱く思いが複雑に交差し、徐々に人間関係が変化していく。 やがて内定をもらった「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬みや音が露になり、ようやく彼らは自分を見つめ直す。 人として誰が一番価値があるのか? そして自分はいったい「何者」なのか? いま、彼らの青春が終わり、人生が始

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  • きっと僕は…… - ナインの小説を紹介するブログ

    こんにちは。 ナインです。 早速ですが、の紹介をしていこうと思います。 記念すべき一冊目は、著者「住野よる」さんの 『君の膵臓をべたい』 です。 昨年浜辺美波さんと北村匠海さんが主演で実写映画化された作品ですね。 今年の9月にはアニメ映画が公開することも決まっています。 コミカライズ版も<上巻・下巻>と発売されています。 あらすじ 偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫。タイトルは「共病文庫」。 それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。 そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。 感想 簡単に言い表せない関係とは、きっとこういうことなのだろう。 羨ましくもあり、どこか寂しく、そして虚しくもある。 「僕」が当になりたかったもの、皮肉にもそれは「僕」とは真逆のものだった。 そのことに気づくのがもう少し早ければ…などと思ってもしかた

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    Kuzunoha-NE
    Kuzunoha-NE 2018/06/09
    タイトルだけみてずっとカニバリズムのやつかと思ってたけど違うねんな。
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