はじめに Visual Studio 2008 Service Pack1(以下、VS2008 SP1)の追加機能の1つにASP.NET Dynamic Data Application(以下、Dynamic Data)があります。これは、データに対してLINQ to SQLとLINQ to Entitiesを利用し、データを動的に扱うアプリケーション構築を可能にします。 プロジェクトテンプレートにより、既定で「作成、読み取り、更新、削除」が用意されているマスタメンテのようなWeb UIを持つアプリケーションが構築できるのが特徴です。しかし、実際の現場でDynamic Dataを活用するには一歩手が届かない、物足りないという声も聞きます。大抵そのような話を伺うのは、登場したばかりのバージョン1での評価か、1番シンプルにできるアプリケーションを見ての評価だと思います。バージョン2とも言える、
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