ITの普及によるオフィスの電子化やペーパーレス化は、エコの観点からも望ましいことだが、実際にペーパーレス化が進んでいるかと言われると、なかなかそううまくは行かないようだ。実際、人に文書を配布するのに、紙より無難な媒体はあまりない。すべての人が常時PCを携帯しているとは限らないし、情報の二次利用が簡単なデジタルデータを渡すのは避けたいと考える人もいるからだ。逆に、元データがデジタル化したことでバンバン紙に印刷できる、という話もあるくらいで、当分の間、紙の資料をもらう機会はなくなりそうにない。 しかし、もらう側にとってみると、紙の資料は扱いに困る。かさばる上、後から探すのが困難だ。どんなに貴重な資料も、必要なときに参照できないのでは宝の持ち腐れになってしまう。 というわけで、紙の文書のデジタル化というのは、日頃紙の資料をもらう多くの人にとって、不可避な作業となる。一度デジタルで作成したコンテン
ドキュメントスキャナの定番の1つ、PFUのScanSnapであるが、2月2日に新モデルが発表となった。筆者のところにも評価機が廻ってきたので、早速試してみたい。 ●エッジを強調したボディに パッケージは黒がベースで、本体はS500が黒&赤、S510が黒&オレンジだったのが、S1500では黒&シルバーに変わった(写真01)。もっとも、Macintosh向けはシルバー1色なので、ひょっとするとMacintosh向けのパッケージカラーはシルバーベースかもしれない。 同梱されるものは以前と大きく変わらない(写真02)。本体は微妙に大きくなったが、使い勝手を損なうほどのものではない。ただ以前が丸みを帯びた形状だったのに対し、S1500はもう少しエッジが強調されたデザインになっているのが特徴的だ。ちなみに写真03は排紙トレイを閉じた状態での写真。このままでもスキャンは可能だが、スキャン後の紙は直接床に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く