【4月23日 東方新報】米国の電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の乗用車が自然発火したとするニュースが、注目を浴びている。このことで、国民の電気自動車の安全性に関する議論も再燃した。 中国・上海市徐匯区(Xuhui)の集合住宅団地の地下駐車場で21日夜、火災が発生した。止めてあったテスラ「Model S」1台のシャシーから煙が上がり、6秒もしないうちに周囲に広がり、炎上。火は周囲に止めてあった乗用車2台にも燃え移った。消防部門によると、テスラはひどく焼損し、他の2台の乗用車も焼損したが、けが人はいなかった。 電気自動車が燃えたのはこれが初めてではない。 テスラ「Model S」が2012年に誕生して以来、炎上あるいは爆発事故が世界で50件近く発生している。多くの自然発火事故が、メディアでも報道されている。今年3月26日には、広州市(Guangzhou)の集合住宅団地地下駐車場で「M