中国の新疆ウイグル自治区にある砂漠でアメリカ海軍の空母や駆逐艦の実物大の模型が衛星写真で捉えられました。 専門家は、航行中の艦船に見立てて弾道ミサイルを命中させる訓練を行うためのもので、台湾への関与を強めるアメリカを意識した動きだと指摘しています。 ロイター通信などによりますと中国の新疆ウイグル自治区にあるタクラマカン砂漠で、10月、アメリカ海軍の空母1隻と駆逐艦2隻の実物大の模型が衛星写真で捉えられたということです。 写真はアメリカの衛星会社「マクサー・テクノロジーズ」が撮影したもので、弾道ミサイルの発射実験の演習場とみられる場所につくられていて、レールの上に乗った模型も確認できるということです。 この写真について、防衛省の元情報分析官で軍事アナリストの西村金一氏は「レールに沿って模型を移動させることで航行中の空母などに見立てて弾道ミサイルを命中させる訓練を行うのが目的とみられる。以前は
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