森友学園問題の震源地となった大阪。「改革派」なのに官邸と直結、自民党を含めた野党を抑えて舵取りを続ける「維新」は大阪に何を残し、どこに導こうとしているのか。 * * * 「ポスター? はよ作ってや。死ぬで。」「やっと気付いた。この仕事、しんどい。」 大阪市阿倍野区昭和町にある文の里商店街は、まさに「昭和」の商店街だ。往時の賑わいを取り戻そうと、大阪商工会議所と電通の協力で2013年、52店舗のPRポスター約200点を制作、冒頭のコピーはグランプリに輝いた、閉店挨拶を兼ねた漬物店のもの。それ以外にも甲乙つけがたい抱腹絶倒ポスターで、遠来の見物客も含めて客足は回復したが、それも一時的だった。シャッターを閉める店はさらに増え、天気のよい平日の午後でも人影は少なく、お年寄りばかりだ。景気を尋ねると商店主からはこう返ってきた。 「ご覧のとおりですわ」 面白すぎるポスターと相まって、うら
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