この絵って何のモチーフなんだ? ヨーロッパに旅行に行くと、絶対に美術館に行く機会がありますよね。 ルーブルとか、バチカンとか、ロンドン・ナショナル・ギャラリーとか。 その時にたくさん見るに違いないのが「聖書を題材にした絵画」。 聖書に幼い頃から慣れ親しんでいるヨーロッパ人は「ああ、これね」って感じで理解できるでしょうが、あんまり知らない人間にとってはこれがどういう意味を含んでいるか理解できない場合が多い。 これって、めっちゃもったいなくないですか。 全部は無理だけど、やっぱりある程度聖書の物語を知っておいたほうが、楽しみの幅が拡がると思うんですね。 ということで全3回で、聖書の有名なエピソードと有名な絵画を取り上げます。 実際にヨーロッパに行った時に「ああ、これね」と言ってみたい人に送る回です。 今回は旧約聖書です。 1. アダムとイブの楽園追放 神は天地創造の6日目にアダムを作り、そのあ
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