注目を集めたいと思っているなら、ギネス世界記録を打ち立てるのは良いスタートと言えるだろう。 それは(注目を集めるということだが)、Guinness World Records認定の世界最小のストップモーション映画を制作することに最近挑戦したIBM Researchの科学者グループの目標だった。 「A Boy and His Atom」(少年と原子)というタイトルのついたアニメ映画では、原子を弾ませたり、キャッチボールをしたり、ダンスをしたりと、昔ながらに楽しく遊ぶ少年が主人公になっている。変わっているのは、この映画が原子レベルで撮影されていて、使われている130個の原子は、研究者が250枚のフレームを撮影する際に、1個ずつ、慎重に配置したものだという点だ。画像はセ氏マイナス268度の環境で作られ、1億倍に拡大されている。 こうしたことを成功させる装置は、誰でも持っているわけではない。しかし
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