2月4日、米地方裁判所はグーグルに対し、米国外に保存されている電子メールの開示を求める捜査令状に従うよう命じた。写真はグーグル台湾データセンターのサーバー。彰化県工業団地で2013年12月撮影(2017年 ロイター/Pichi Chuang) [4日 ロイター] - 米地方裁判所はグーグルに対し、米国外に保存されている電子メールの開示を求める捜査令状に従うよう命じた。米国では同様の裁判で、控訴裁判所がマイクロソフトに対しまったく逆の判断を下している。 フィラデルフィア地方裁判所のトーマス・ロイター治安判事は3日、連邦捜査局(FBI)が国内不正事件を捜査するために、電子メールのデータを海外サーバーからFBIに転送することは、アカウント所持者の持つデータの「占有権」を「意図的に侵害」することには当たらないと判断。押収には該当しないとした。