菅義偉官房長官は19日の記者会見で、逮捕された河井克行前法相と妻の案里参院議員=いずれも自民党離党=による公選法違反(買収)事件の説明について、安倍晋三首相ではなく、自民党が担うとの考えを示した。首相がいつ説明責任を果たすのかを問われ「自民党が対応することになる。党公認の候補者であり、選挙は党主導だからだ」と述べた。首相への追及を避けるため党に説明責任を丸投げした形だ。 首相は18日の会見で「かつて法相に任命した者として責任を痛感している」と述べていた。
自民・菅原氏、公選法抵触認める 議員辞職・離党は否定 2020年06月16日20時01分 香典問題について記者会見し、頭を下げる自民党の菅原一秀前経済産業相=16日午後、東京・永田町 秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる疑惑で昨年10月に経済産業相を辞任した自民党の菅原一秀衆院議員は16日、党本部で記者会見し、香典提供など公職選挙法に抵触する事例があったことを認めた。捜査中を理由に詳細な説明は避けたが、議員辞職や離党は否定した。 菅原前経産相、議員辞職を否定 公選法違反疑惑、説明避ける 菅原氏が公の場で説明するのは、今国会召集日の1月20日以来。 公選法は政治家自身が出席した葬式や通夜で香典を出す場合などを除き、選挙区内の有権者への寄付を原則禁じている。 菅原氏は「私が海外にいた場合、公務で葬儀に参列できない場合に秘書に出てもらい、香典を渡してもらったことがある。枕花の提供もあった」と
公選法違反疑惑について頭を下げ、記者の質問に答える菅原一秀・前経産相(20日午前、国会で)=竹田津敦史撮影 自民党の菅原一秀・前経済産業相は20日午前、「政治とカネ」を巡る問題で昨年10月に経産相を辞任後、初めて記者団の取材に応じ、「当局から要請があれば誠意をもって協力する。適切な時期にしっかりと全容の説明をしたい」と述べた。現段階での詳細な説明を避けた。 菅原氏は経産相就任直後の昨年10月、公設秘書が選挙区内での支援者の通夜で2万円入りの香典袋を受付に手渡したことなどが週刊文春で報じられ、公職選挙法違反の疑いが指摘されている。 菅原氏は、国会内で改めて陳謝したうえで、議員辞職や離党について問われると、「考えていない。残された任期、職責を全うしたい」と否定した。 経産相辞任後、菅原氏が公の場に姿を見せるのは初めて。国会を休んでいた理由については「睡眠障害の診断を受け、年末年始にようやく体調
青森県議会の関良(りょう)議員(60)=青森市選挙区、青和会=が施設長を務める障害者支援施設主催の夏祭りで、関氏が参加した子どもたちに現金を渡していたことが分かった。複数の子どもやその親族が取材に認めた。関氏は「浴衣を着ている子どもたちに祭りを盛り上げてくれたことへの対価として支払った」などと説明している。 公職選挙法では、議員本人が自分の選挙区内で寄付をする行為について原則禁じており、識者は同法に抵触する可能性を指摘している。 関氏や参加者によると、祭りは7月21日、青森市新城平岡の障害者支援施設で開かれた。地域住民に開放される恒例の行事で、ゲームコーナーが並び毎年多くの子どもたちでにぎわう。 浴衣姿で参加した女児(11)は友達と2人でゲームコーナーに並んでいると関氏から「来てくれてありがとう」と千円札1枚を手渡され、他にも関氏が多くのお札を持っているのを見た。学校近くに関氏のポスターを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く