安倍総理大臣は、大阪城復元の際、エレベーターが設置されたことを「大きなミス」としたみずからの発言について、「取りようによっては、障害者やお年寄りに不自由があってもしかたがないと聞こえるもので遺憾だ」と述べました。 この発言について、自民党の萩生田幹事長代行は、安倍総理大臣と会談した際に説明があったことを明らかにしました。 萩生田氏によりますと、安倍総理大臣は「日本は文化財などの復元にも大きな力を持っており、限りなく同じものをつくったが当時は、エレベーターはなかったということを言いたかった。決して、エレベーターが必要ないとか、バリアフリーの社会に異論を唱えるとか、そうした発言ではない」と説明したということです。 一方で、安倍総理大臣は「取りようによっては、障害者やお年寄りに不自由があってもしかたがないと聞こえるような発言をしたことは遺憾だ」とも述べたということです。 菅官房長官は記者会見で、