女性蔑視ととられる発言で、国内外から批判を浴びた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、都内で行われた理事、評議員を集めた合同懇談会で正式に辞任を表明した。後任には日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)が決定的となっていたが、森氏が川淵氏を“後継指名”する形を政府などが問題視。急転白紙となった。後任候補には橋本聖子五輪相(56)などが有力視されている。 【動画】話長くない?…森会長辞任表明 冒頭ノーカット版 組織委は会合後、4日の森会長の謝罪会見以降、11日までの8日間で大会ボランティア740人が辞退したと発表した。総数8万人の0・9%にあたる。8日時点の390人から、ほぼ倍となった。組織委は「楽しみにしてくれていた人達なので、ただただ申し訳ない。運営そのものに影響がないように務めたい」と話した。 同様に聖火ランナーもこれまでで4人が辞退(8日時点では2人)して