macOS High Sierra 10.13.1の脆弱性を開発者のLemi Orhan Erginが発見した。システム環境設定の「ユーザとグループ」から錠前のボタンをクリックし、環境設定のロックを解除するためにユーザー名とパスワードを入力する場面で、ユーザー名に「root」と入力すると、パスワードを入力しなくてもロックが解除される。ロックが解除されるとゲストユーザーを自由に設定できるようになり、誰でもログイン可能になる。アップルでは問題を把握しておりソフトウェアアップデートの準備を進めている。現状の対策方法は以下のとおり。 ●現状できる対策 (1)アップル公式パッチを待つこと (2)ゲストアカウントへのアクセスを無効にすること (3)システム環境設定からルートパスワードを変更すること ルートパスワード変更方法は以下のとおり。 1.Appleメニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「