JR九州の唐池恒二社長は18日の定例記者会見で、宮崎県で拡大している口蹄疫が旅客輸送に及ぼす影響について「今後は観光などに影響が出てくると思う。(宮崎は)経営の大事な地盤。できることがあれば協力していきたい」と述べ、支援に前向きな考えを明らかにした。 また、前原誠司国土交通相が同日、6月から実施予定だった高速道路の新料金制度の実施を断念すると表明したことに、同社長は「これまでの千円割引は継続されるので、昨年と同様に影響は大きい。新制度は今以上の影響とみられ、いずれにせよマイナスだ」と厳しい見方を示した。