大学の授業料について思うのは、「これ、いつまで親が出すんだろう?」ってこと。 おそらく先進国の中で、“親が大学卒業までの全コストを負担するのが当然”というのは現時点では日本だけなんじゃないかな。 大学の授業料レベルは各国様々で、米国の大学の授業料はバカ高く、多くの学生は奨学金と学生ローンの組み合わせで進学します。もちろん親がかなりの部分を負担してくれるという家もあります。 欧州は。大学は国公立(王立)が多く授業料は無料だったり格安なので、学生はアルバイトをしながら自活するケースも多いかな。 だからといって欧州を“平等な教育制度の国”と呼ぶのもまたどうかと。 というのも、未だ「階層」意識が根強く残る欧州では、エリート学校(フランスのグランゼコール、イギリスでオックスブリッジに進むために有利なパブリックスクール)は、普通の労働者階級の子供が行く学校じゃないものとして位置づけられてる。 そして、