ユーザー同士がすれ違うと、おすすめの本を交換し合えるアプリ「taknal」(タクナル)。年間1万のユーザー獲得を目指して2020年末からサービスがスタートしたが、4カ月足らずで8万ユーザーに広がっているという。 街を歩くだけで、新しい本との出会いが生まれる、ユニークなスマートフォン向け無料アプリ「taknal」(タクナル)が本好きの間で話題になっている。ユーザー同士がすれ違うと、互いに登録している本の情報が自動的に交換される仕組み。年間1万のユーザー獲得を目指して2020年末からサービスがスタートしたが、4カ月足らずで8万ユーザーに広がっている。普段は関心のないジャンルの作品にも触れて「きっと本が読みたくなる」。(北村博子) 普段は関心のない本も 「今日は100冊と出会いました!」 アプリを開くと、半径1km以内ですれ違ったユーザーが薦める本の表紙が並んでいた。本の画面をタップすると、書影