大阪の繁華街のビルで起きた放火事件。 消火まではおよそ30分でしたが、25人が亡くなる大惨事となりました。 なぜ短時間にこれだけ多くの犠牲者が出てしまったのか? 専門家が注目するのは、今回の火災でたくさんの人が目撃した「黒い煙」です。 複数の専門家は、この「黒い煙」とともに発生する、体に重大な症状をもたらす「一酸化炭素」が、わずかな時間でクリニック全体に充満したのではないかと指摘しています。 (大阪 ビル放火事件 クローズアップ現代+取材班) これまでに分かってきた事件の状況です。 クリニックは鉄筋コンクリート8階建てのビルの4階にありました。 広さは93平方メートル。 この日は休職中の人などが職場復帰を目指すための「リワークプログラム」が行われることになっていて、クリニックには少なくとも28人がいました。 クリニックに通っていた患者は、通路は1人が歩けるくらいで、すれ違うには譲らないと歩
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