28日夜の緊急記者会見で辞任を発表した阪急阪神ホテルズの出崎(でさき)弘社長(55)はそう言って、目をうるませ、何度も頭を下げた。24日の記者会見で「偽装ではなく、誤表示だ」と繰り返し述べたときの、強気の姿勢は消えていた。 同社は当初、29日午前に記者会見を開いて再調査結果を公表する、と説明していたが、28日午後6時過ぎになって、緊急会見を同8時から開くと発表した。記者会見の会場は、メニュー偽装の主舞台でもある大阪新阪急ホテル(大阪市北区)。冒頭、進行役を除き1人で現れた出崎社長は、「前回の会見で謝罪の気持ちがなかったという叱責を受けた。誠に申し訳ありませんでした」と述べ、10秒以上、じっと頭を下げ続けた。 この日も「お客様を欺く意図はなかった」と、意図的な偽装を否定する見解は譲らなかったが、「お客様にこの理屈は通らない。偽装と受け止められても仕方がない」と述べ、また深く頭を下げた。 出崎
先日、住友生命保険が元本割れした学資保険について、損失の一部返還に応じたというニュースが報じられた。 ■学資保険とは何か? その名の通り、学資保険は将来の教育費に備えて加入する保険だ。払った保険料の大部分が戻ってくるので、終身保険などと同じく積み立て型とも呼ばれる。今回の報道では払った保険料が1.5倍以上になって戻ってくると説明されていたものが「元本割れ」してしまったという。現在一般的に売られているタイプとはかなり異なる内容だ。 各社の報道によれば、大阪高裁で有利な和解を勝ち取った男性は、長男・長女のために払い込んだ保険料から48万円も減った額しか受け取れなかったという。 現在売られている学資保険は、その多くが払った保険料より多く戻ってくる、という事になっている。生命保険的な機能として、親が亡くなった場合は保険料の支払いがそれ以降免除される。今回問題になった学資保険は、利率が経済情勢により
ヤフーは中古不動産のEC(電子商取引)サイトに本格参入する。これまで同社の不動産関連サイトには他の同類サイトから提供を受けた情報を掲載してきたが、2014年から不動産会社と直接契約し独自に情報を収集する方法に切り替える。掲載料を競合他社より安くして、1万店の加盟を目指すという。ポータル(玄関サイト)の圧倒的な集客力を誇るヤフーの参入で、新たな競争が始まる。 不動産情報サイトはリクルートホールディングス傘下のリクルートが運営する「SUUMO(スーモ)」、ネクストの「HOME’s(ホームズ)」、アットホームの「at home(アットホーム)」が大手で、賃貸、新築・中古など多彩な物件情報を提供している。各社のホームページによると、SUUMOの掲載件数は賃貸物件が172万件、HOME’sは全物件425万件、at homeは同151万件となっている。 ヤフーが運営する不動産情報サイト「Yahoo!不
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