思えば、ライトノベルというものにハマってから10 数年が経過しようとしている。 様々なライトノベルが生まれ、完結し、時には作者の都合で完結しないこともあった。 ここで言うライトノベルとは、男性向けの小説のことである。 例えばスニーカー文庫やMF文庫J、ファミ通文庫などのレーベルから出版されている文庫本のことだ。 主に男の子が主人公かつ可愛い女の子がたくさん出てくるような小説で、対象年齢は中学生から高校生といった、思春期真っ只中の少年向けだろう。 そんなライトノベルを、小学3年生から社会人になった今まで読み続けている女はなかなか気持ち悪いのかもしれない。 始まりは、母親が手にした1冊の本だった。 今でも覚えている。 横浜のららぽーとへ家族と遊びに行き、その時に立ち寄った本屋で母親が勧めてきたのだ。 表紙の中で、桃色の髪色をした女の子が、図書館のような場所で脚立のようなものに座り、大胆不敵にこ
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