色や明るさなどと並ぶ光の性質の1つ「モード」を人工的に変化させることに成功したと、九州大学の研究グループが発表しました。光を信号にして情報をやり取りする光ファイバー通信に応用できれば、通信の容量を飛躍的に増やすことができるとしています。 これまでは光の「モード」を自由に変えることはできませんでしたが、研究グループは特殊な装置を使って変化させる方法を確認したということです。研究グループによりますと、光の「モード」を人工的に変化させることに成功したのは世界で初めてだということです。 光ファイバー通信では同じ波長の光でも「モード」が異なれば別の光信号として区別することができるため、研究グループは「さらに複数のモードへの変化を実現できれば、光ファイバーの通信容量を飛躍的に増やすことができる」としています。 浜本教授は「理論上は光ファイバーで今の100倍以上のデータを同じ時間でやり取りできるようにな
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