2016ヘント〜ウェーベルゲムは風が展開を作ったレースとなった。レース中盤、カンチェラーラー、サガンを含む集団が第2集団に残された。 逃げ集団は人数が多いが、吸収される可能性が高いため、追いつかれてからの展開を考えると、牽制が起こりやすくできればレースの勝負集団に残りたいという心理が働いたからだろう。 3つに分かれたうち、先頭集団は吸収を待つだけ。 第2集団は前の集団を追いかけるというよりは、横風の中不利な位置に入らないように、後ろの集団に追いつかれないように前へ前へと進む。 残り114km逃げ集団が吸収される時、風上(向かって左)に避けたトップスポーツの選手がいたが、彼は画面右に寄りながら集団に吸収されるべきだっただろう。 風上に吸収される場合、先頭交代の列に入れるなら意味があるが、3列目に入ってしまっては風を受けながら集団内に入らざるを負えない。もしも集団のペースが上がっている時だった
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