省エネのため、家庭にある白熱電球を電器店に持参するとLED電球に無償交換する東京都の事業で、障害や高齢で自分では電器店に出向けない人が対象から外されていることが分かった。都の担当者は「本人確認を厳格にし、自分で電球を交換するなどの『省エネ行動』が取れる方を優先している」と理由を説明しているが、障害のある男性の家族は「差別を受けたようで悲しい」と話している。 「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」で10日に始まった。18億円の予算を計上し、指定された電器店に白熱電球2個を持参すると、1人1回までLED電球1個と交換できる。元環境相の小池百合子知事肝いりの政策で、PR動画では知事が世界的なヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の替え歌に合わせ、ピコ太郎さんと踊っている。