自民党の河野太郎広報本部長が2021年12月2日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で開いた記者会見で、全国を回ってSNS講座を開く考えを明らかにした。 衆院選で多くの選挙区に応援に入ったが、演説の告知が旧態依然の立て看板でしか行われない陣営も多く「かなりの自民党議員がSNSをやっていない」ことを目の当たりにしたためだ。さらに、自民党の機関紙「自由民主」インターネット版の購読者が28人しかいないことも暴露。あまりの数の少なさに苦笑いしていた。 「あまり売れていないので、何らかの変更が必要だ」 河野氏は広報本部内に3つのセクションを新設。海外メディア向けの発信を担う「海外メディア室」、地方にSNS活用を呼びかける「地方振興室」、機関紙・誌を担う「コンテンツ室」だ。 「海外メディア室」では、外国メディア向けの記者会見を新たに開くなど、従来よりもコミュニケーションを密にしたい考え。特に問題意識がに