事の始まりは1月11日の「日刊スポーツ」だった。 「日刊スポーツ紙は、西武がFAでソフトバンクに移籍する山川穂高選手の人的補償として和田毅投手を指名すると報じたのです。昨年、8勝を挙げた和田投手は小久保裕紀監督から今季の開幕ローテ起用を明言されているほど。それなのに、プロテクトから外れていたのは驚きです」(スポーツライター) 【画像】「この件には触れたくない…」と多くを語らない和田毅 女性への強制性交の疑いで書類送検(その後、不起訴)された山川の代わりに“ミスターホークス”と称される和田を放出するという一報は、鷹党たちの大反発を招いた。ところが、11日の夕方になると一転して、西武は人的補償として甲斐野央投手を獲得すると発表。 渦中の人となった和田は、自身を巡る騒動について、 「この件には触れたくない思いと、考えたくないというのが自分の思いです」 と言葉少なに語ったのみ。 王会長から甲斐野選