母親に寄り添いすくすく 「円山」のシンリンオオカミ赤ちゃん (06/09 14:30) 母親のキナコに寄り添い、甘えるしぐさを見せるシンリンオオカミの赤ちゃん=8日午後(西野正史撮影) 札幌市円山動物園で5月14日に生まれたシンリンオオカミの赤ちゃんが、愛くるしい姿を見せ始めた。母親の「キナコ」の後をちょこちょこと歩く姿に、来園者はくぎ付けだ。 赤ちゃんは1匹で、真っ黒の雄。28日に初めて巣穴の外に顔を出したという。当初は複数生まれたと見られていたが、6月5日に飼育員らが確認したところ1匹だった。 担当飼育員の弓山良さん(37)は「キナコのおっぱいは独り占めなので体重はすでに3キロ近くあるかもしれない。順調に育っています」と話す。 8日にも巣穴から2、3メートルほど出てきて、寝そべるキナコのおっぱいを飲んだり、巣穴に戻ろうとしてころんと滑り落ちたり。キナコと寄り添う姿に来園者から「かわいい