残業代など数億円未払いか KKR札幌医療センター 2014/10/21 11:17 更新 印刷用ページ 札幌東労働基準監督署が9月上旬、職員への残業代や深夜手当などの割増賃金を支払っていなかったとして、国家公務員共済組合連合会が運営するKKR札幌医療センターに是正勧告していたことが21日、同センターへの取材で分かった。対象は退職者を含め700人以上で、未払い額は数億円に上る見通し。 同センターに勤務し、2012年に自殺した女性看護師の家族がことし1月、長時間勤務でうつ状態になったのが自殺の原因として、札幌東労基署に労災申請していた。 同労基署が3月に調査した結果、各職員のICカードの出退勤時刻と、所属部署に申請した残業時間が一致しないことが判明したという。
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