Firefoxユーザーへのサイバー攻撃に利用できるコードが公開されたことから、同ブラウザのユーザーは最新版へのアップグレードを一段と迫られている。 今週はじめにネットで公開されたこの2つのエクスプロイトコードは、Mozilla Foundation(以下、Mozilla)が米国時間2日に公開したアップデートで修正していた脆弱性を悪用するもの。Mozillaは7日、これらのコードが公開されたことを受け、この欠陥の深刻度を「中」から、最も深刻なレベルである「最高」へと引き上げた。 MozillaのMike Schroepfer(エンジニアリング担当バイスプレジデント)は、「われわれがバージョン1.5.0.1のアップデートをリリースした後に、このエクスプロイトコードは公開された。その時点で、大半のユーザーはすでにアップグレードを済ませていた」と述べている。 このコードが悪用する脆弱性はFiref