ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (15)

  • 老いても子に従わない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    気が付けばシニアばかりの会社に 日経済の冷え込みが格化しだした2000年、一緒に支店長になった同期のKがいます その年に新任で支店長になったのは私とKの二人だけで、新たに支店が増えたわけではなく、2名の支店長が降職になったからという寒い理由です 私は24年勤めて転職しましたが、その3年後にKも営業サポート室室長として移ってきました 私も5年前に地元に戻り、Kも「親が高齢になった」という同じ理由で地元東北の新卒入社で働いていた時の会社の後輩の社長に引っ張られ最後の職に就きます 同じようなサイクルで動いている元同期です そんなKが「久しぶりに会おう」と言ってきましたので、東京へ出向きます Kの会社の社長も同席していました 私がその社長の元採用担当者だったので久しぶりの再開です 首都圏に多く進出して支店も20に迫るほどの急成長をしています 「新卒の採用に手を貸していただけないでしょうか?」と

    老いても子に従わない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    Lunakko
    Lunakko 2023/05/02
  • これから社会に出るZ世代へー1 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    入社研修で伝えてきたこと 新卒で社会に出る人はいよいよカウントダウンですね 入社手続きを行う人事担当者や教育研修担当者は準備に追われる頃です 新入社員の研修を長年やっていると、年々伝えたいことが多くなりますが、日は絞って私なりに知っておいてほしいことを書き綴ってみます あくまでも個人的なものです 1.世界は少しづつ良くなっている 報道やSNSなどを見ていると「世界はどんどん悪くなっている」ように感じる人もいるかもしれませんが、実際は世界はどんどん良くなっています 飛行機が無事に米国についたなどはニュースになりませんが堕ちればニュースになります 報道は基的に不幸な事故・事件を発信します ニュース番組を見続けると「世界はどんどん悪くなっている」ように感じてしまいますが錯覚です SNSでも「日は終わり」「この業界はオワコン」などと発信する人が多いですが、基的に人間は過去を美化して未来を不

    これから社会に出るZ世代へー1 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 意欲と能力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    4つのランク 高校生の時の担任が受験に対しての指導の時に「人には4つのランクがある」と言いました 一番は ⇒頭のいい奴が努力すること 二番目は⇒頭は良くないが良く努力する奴 三番目は⇒頭はいいが努力しない奴 四番目は⇒頭も良くないし努力もしない奴 と言い、素直に腹に堕ちました 「努力次第で成果は変わる」は学生には正しい助言だと思います 中高生の時は、やる気・根気・努力・忍耐力などは高く評価されるべき年代です 教師も『意識高い系人間』にすべく様々なことを言ってきます 妙に賢くて博識である人間より、目標に向かって一直線である多少単純なタイプの方が教師も成果を出させやすいです 「ダメな部分は努力で補う!」は学生にはあるべき姿だと思います モルトケの法則 プロイセン参謀総長を務め、対デンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争を勝利に導き、ドイツ統一に貢献した『近代ドイツ陸軍の父』と呼ばれるヘルムート・カー

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    Lunakko 2023/02/04
  • サラリーマンは視野が狭い方がいい? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    競走馬の早さ 競走馬にはブリンカー(遮眼革)というマスクのようなものが装着されています ブリンカーを用いて視野を制御し、馬群を気にすることなくレースに集中するようにしています 視野を狭くすることによりゴールまで速く走れるのだと言います 私は最初が採用企画部で新卒の大学生の採用の仕事でしたので、先輩社員は「よくを読め」「毎朝新聞は読んで来い」と言われ「視野は常に広く持て」と言われていました 同じことは営業企画部の時にも言われておりました 営業に配属された時に営業成績の良い先輩に「サラリーマンは視野の狭い方がいい成績を残しやすい」と言われます 「余計なものは見ない・考えない!一つの仕事に集中しろ」ということのようです 前回視野が狭いと運気を落とすと述べたのとは矛盾するかもしれません tomohiro358.hatenablog.com 企画・採用・教育・マーケティングなどの仕事は視野が広い方

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    Lunakko 2023/02/04
  • 裕福な国から貧しい国へ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    近代日の栄枯衰退 「日は失われた30年から失われた40年に向かっている」 「安い日」などいろいろ言われている日ですが、日は大きな壁を乗り越えて世界第2位の経済大国になったのです 大きな壁とは『資源が無い』ことです 太平洋戦争は「アジアを白人支配から解放し大東亜共栄圏を創る」という一面もありましたが「植民地を持ってる国はいいな!資源がたくさん手に入っていいな!」という資源欲しさに戦争した面もあると思います 敗戦をした日はモノ作りの国にシフトしていきます 「200円で仕入れた鉄鉱石を200万円の自動車に変えて商売する」いわゆる加工貿易の国です 「メイドインジャパンは安かろう悪かろうの代名詞」とバカにされながらも世界一の品質を実現し、資源もなく焼け野原になった日は世界の経済大国として成長していきます 平成元年には『世界上位20社のうち14社が日企業』という状態でしたが、現在は35

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    Lunakko 2022/09/23
  • 初老期うつ病 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    逃げきれなかったX世代が危うい 長野県の善光寺御開帳の年だったので、最初の会社の同世代の有志が久々に長野市に集まりました まだ会社に残っている同期は「今はうちの会社も45歳~50歳前半で役職から降ろされるんだよ」とぼやいてました 私が「その分、定年が延長されただろう?今はジョブ型雇用にシフトしてきて・・・」とブログにいつも書いているような説明をします 大企業はジョブ型雇用シフトにかなり真剣に取り組んでいます そもそも採用企画部などという人事部から独立した部署があって、東京と大阪に採用部があって、毎年百数十名の優秀な大学生が入ってくるが支店などは増えていなければこうなります 採用力がある企業は『人手不足になる恐怖』がありませんので雇用に対してはクールでドライになります 「同業種の中小企業がお勧めだよ!優秀な管理職を求めている会社が多いいよ」 というと「たとえばどこ?」といついてくる人と、

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    Lunakko 2022/08/01
  • 共感力を養う - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    子供は共感能力がまだ低い とあるヨーロッパの小学校で「差別を体感させよう」という試みをさせたそうです 「今日は目の青い子は遊具を使って遊んでいいけど、目の茶色い子はダメ」 次の日は「目の茶色い子は絵を読んで良いけど、目の青い子はダメ」 という具合です しばらくして子供たちに「このような人の分け方は無意味でしょ?」と問いかけますが、教師たちの思っていたのとは裏腹に明確に目で色での分断意識が芽生えたそうです もちろん教師の目的は『差別や偏見をなくす』ことでした 肌の色、髪の毛の色、住んでる地域、親の職業・・・・人ではどうしょうもないことで差別するのは悲しいことだと理解させることでしたが効果は逆でした 子供は共感能力の発達が遅いためだということです 共感能力が弱いため、区別が差別に直結し分断してしまったそうです 人の脳は成熟までに時間がかかる 9歳を境に子供にはテストステロンという男性ホルモ

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    Lunakko 2022/07/23
  • 学生は就活エージェントを使うべきか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ピンポイントで欲しい人材はエージェント 転職をする時にエージェントを利用する人は多いです 急を要する転職でなければ ・自分のスキルを求めている企業 ・自分の条件に合った企業 を探してくれ、待遇などの条件面も交渉してくれます 採用する側からしても「こういうスキルを持った人が欲しい」という要求に対して当てはまる人材を探してくれます 短期間なら派遣会社から 長期雇用ならエージェントから と使い分けています 「求人サイトで膨大な量から探すより手っ取り早くていい」 「自分の為に熱心に動いてくれて助かる」 と求職者は思うでしょうが、意外なデメリットもあります 同じ能力のAさん・Bさんがいたとします 「どちらでもいい」という場合はエージェント経由の方を断ります 採用すると『ウン十万円エージェントの会社に払わなければならない』からです 採用専門の部署や人がおらず、滅多に欠員が出ない会社はウン十万払って採用

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    Lunakko 2022/06/03
  • 日本は人材流出がおこるか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人材流出国家 「388万人が国外に流失したらしい」 これはウクライナ国民ではありません ロシアから国外に流失した数です ロシアとの関係を絶つことを決めた国際企業は雪だるま式に増えており、エール大学経営大学院のジェフリー・ソネンフェルド教授がまとめたリストによると3月の時点で350社に及び、今現在も増え続けています 中国も多くの人が国外流出しているそうです 2013年海外で暮らしていた中国人は850万人ですが、中国に移り住んできた人を見ると、わずか84万8000人で数年でけっこうな数が減っています 24年間に海外へ留学した中国人学生の人数は58万人で、その中で帰国したのは15万人 中国社会科学院も「中国は有望な人材の流失量において世界首位」と認めています ロシア中国も情報統制出来ている国ですが、やはり賢い人たちはどこからか情報をキャッチし、実態を把握できているようです 日はどうなの? 日

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    Lunakko 2022/05/24
  • 就職でしか得られないものー1 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    就職は人生の必須科目 人生100年時代の対策の具体的プランを問うコミュニティーに参加しています ・卒サラ=サラリーマンをすでに卒業してしまった人 ・その準備を着々と進めている人 ・サラリーマンは続けるが別の収入源を作っている人 様々ですが かつての学習期20年⇒労働期40年⇒引退期10年の昭和型モデルケースが当てはまらない時代に突入したので 新しいモデルケースを考え出す会です いろいろな業種の人が集まってきてますが 誰もサラリーマンを否定していません むしろ「絶対に一度就職し もまれる若手時代がないとダメ」というのが共通な意見です 「最初からフリーランス起業で成功してる人は何かが大きく足りない」と全員が言います 以前の会社で 媒体作成 HP作成で携わっていたM君という若手経営者がいます 人は言いたがりませんが 父親にトラブルがあり大学の学費が出せなくなったのを 学生時代HP作成の会社を

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    Lunakko 2021/06/30
  • 3ライフステージを考え直す時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「陽」が極まれば「陰」となる 企業に対し、終身雇用を望む人は87.3%だそうです 9割の人が「最後まで雇用してくれることを望む」ということであり、残りは いずれ家業を継ぐ 独立起業する 経済的自立を果たし早期リタイアする ということです こう考えると 日の終身雇用制度は未だに強く根付いているのがわかります 「一所懸命」の日人の精神かもしれません 以前「一極二元論」の話をしました ひとつの極は陰陽二方向に同時に進む tomohiro358.hatenablog.com 飢えのない社会 病気が直せる医学の進歩・・・ 人は陽の未来を目指して進んでいきますが、結果「長寿社会」という問題に突き当たります 医学は大きく進歩し、飢えは無くなったどころか摂取過剰でダイエットを考えるところまで来ました 陽が極まれば陰となる 「人生100年時代」は喜ばしい反面、様々な社会の仕組みの問題点を生み出します 3

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    Lunakko 2021/04/08
  • 日本人は「腹」を重視する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    頭だけではダメ!腹に落ちないと 海外の大学生を採用しています その教育担当は私です 「説明しにくい日語」に「腹に落ちる」があります いつの間にか彼ら彼女らに「腹シリーズ」と呼ばれるようになりました ・腹に落ちる ・腹が立つ ・腹を決める ・腹を切る ・腹が黒い ・腹を探る ・腹の中がわからない ・腹が大きい ・腹が太い ・腹を肥やす ・腹の虫がおさまらない まだまだたくさんあります 腹が減った 腹が痛い とは区別されます 「頭で決めるのと腹で決めるのとどう違うのでしょう?」とよく聞かれます 海外の人にとって日語の難しさというより日文化の難しさではないでしょうか・・・ 和を重視する日人 日人気質を考えて見ます 船が沈みます 乗客に海に飛び込んでもらいたいとき イギリス人は「紳士なら飛び込んでください」 アメリカ人は「ヒーローなら飛び込みますよ」 日人は「皆さん飛び込みましたよ」

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    Lunakko 2021/03/03
  • 人間の悩みの根源 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    心はカタチがない 人間にとって最も大切なことは「心身ともに健全なこと」です 心と身体はもっとも重要な財産です 身体は目に見えますが 心は見えません 心はカタチがないので無限の夢を持つことができます 貧しくとも豊かな自分を夢見たり 美しくなった自分を夢見たり 有能な自分 強い自分 無限に想念を広げることができます 心はたとえ自分が今どのような状況にあっても、自由に未来を考えることができます 人間として生を受け、最も素晴らしい機能だと思います 見方を変えると、無限の心 を 肉体という有限の枠組み の中に閉じ込めているのが人間の構造と言えます 精神や想念は無限なのに、肉体は有限で限界があります つまり肉体という器に対して想念が小さければ現世における悩みは小さく、逆に想念が大きすぎると悩みは大きくなります 無人島で独りだったら もし私たちが無人島で独りぼっちだったら 自分は背が高いのか低いのか 足

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    Lunakko 2021/03/01
  • ホライドの理論 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    個人と環境が同じが理想 ホライドの理論は フロイトの精神分析に基づくアプローチによる理論として代表的な理論の一つです 職業選択 キャリア発達と個人の行動スタイル 人格類型を関連づけて考える人格類型論の流れをくみ、個人的特性と人的・文化的・物理的環境は相互に作用しており、人はその中で社会的・環境的課題に取り組む独自の方法を身につけるという考えに立っています この理論は 個人のパーソナリティと環境をそれぞれ6つのタイプに分け 両者が同じであることで 安定し、満足できる職業選択ができ、成果が上げられるとしています 私達は 自分の能力が活かせる 環境を求めています その為には「タイプの分類」がよく用いられます 人間の分類方法は多種多様にあります 6つのパーソナリティと環境 【6つのパーソナリティ】 ・現実的タイプ 手先が器用でもの作り 道具や機械の扱いが得意 ルールやシステムが整った環境を好む ・

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    Lunakko 2021/02/20
  • 私達凡人が運気を上げる方法 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人間は平等ではない 我々人間が平等なのは「1日24時間」という時間と法治国家に暮らすのであれば「法の下に平等」という2つだけです 低い位置にいればいるほど平等を訴えます 「働いても働いても貧乏だ!金持ちはずるい!不平等だ!」 でも財を成して金持ちになると「金が人並み以上にありすぎる!不平等だ!」とは誰も言いません 「運が悪いのは努力が足りないから」という人がいますが 努力をしているのに運が悪い人も多いです 私は営業の世界が長かったので「予算をやり続ける支店長」をよく観察し、模倣しました 共通点は3点 ①計画性がある 計画の精度が高いです 3ヵ月計画 半年計画 年間計画 3ヵ年計画・・・すべてが完成度の高いものです 計画段階では悲観的 実行段階では楽観的・・・孫子の兵法にも共通します 「営業の世界は狩猟民族のようで 実は農耕民族なんだ!全部狩りつくしてはだめだ 顧客を育てるという意識ももたな

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    Lunakko 2021/02/19
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