英語のアルファベットは何文字でしょうか。A、B、C……と指を折りながら数えてみると分かる通り、正解は26文字。大文字、小文字で分けると全部で52文字になります。文字はそうそう変わるものではないので、普段は英語を使わない大人でも、かつて学校で教わった知識で答えられるはず。 しかし、ドイツ語では最近になって、大文字が1つだけ増えてしまったのだとか。一体、どうしてなんです? マンガをまとめて読む 解説 ドイツ語には、英語にはない「エスツェット」と呼ばれる文字があります。これには小文字しか存在しないのですが、日本語でいうところの「ん」のように単語の始めには使われないため、そもそも大文字で書く機会が少なかったといいます。 では、例えば、「映画のタイトルを全て大文字にしたいのだけど、エスツェットが含まれている」という場合はどうすればいいのか。「エスツェットの大文字は『SS(大文字のSが2つ)』で代用で